亀田製菓は「柿の種」「ハッピーターン」など有名な菓子メーカーです。
実は、亀田製菓の現在の会長がインド人のジュネジャ・レカ・ラジュ氏なんです。
インド出身ということで話題になっています。
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏とはどんな人物なのか経歴や学歴を調査してみました。
【亀田製菓】ジュネジャ・レカ・ラジュのwiki経歴!
ジュネジャ・レカ・ラジュプロフィールです。
名前:ジュネジャ・レカ・ラジュ
生年月日:1952年3月3日
年齢:72歳(2024年12月時点)
職業:亀田製菓取締役会長
70代なんですね。若く見えます。
インドの大学院で微生物の研究
1984年大阪大学工学部に研究員としてインドから来日
1989年名古屋大学大学院生命農学研究科で博士課程を修了
同年 太陽化学に入社
2003年同社の代表取締役副社長に就任
2014年ロート製薬取締役副社長に就任
2020年亀田製菓へ副社長に就任
2022年6月亀田製菓代表取締役会長CEO就任
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏は、インドで大学卒業後、醗酵関連の会社に入社、4年くらい研究開発のマネージャーを担当していましたが、学位を取って研究したいと決意したそうです。
海外のフェローシップ制度を利用するために試験を受けた
日本に決めた理由は、微生物の研究は日本が先端だとアドバイスをもらったからと明かしています。
醗酵や微生物なら今は日本が先端ですよ.本当に醗酵や微生物を勉強したかったら日本へ行きなさい」とアドバイスいただきました。
引用元:https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/50/3/50_219/_pdf
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏の実績
- 卵からインフルエンザの薬に使用されるシアル酸の抽出に成功
- お茶の成分で新しい価値を提示し続けお茶のカテキンから低コストでテニアンの生産方法を確立し農芸化学技術賞を受賞
太陽化学やロート製薬時代は、カテキンとかテアニンとか食物繊維とかシアル酸など、ゼロからものを作りました。
引用元:logmi Business
凄い方だったんですね。
ロート製薬で従業員の健康増進に取り組むCHO(最高健康責任者)を担うなど、チャレンジをし続けてきた。
引用元:https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/storyz/storyz_alumni/nl90_alumni
いろんな事にチャレンジ、会社が変わるごとに実績を残しているのが素晴らしいですね。
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏の実績が認められ2020年に、亀田製菓の田中通泰会長に請われて亀田製菓に転じた。
亀田製菓での活躍
特に力を入れているのが「植物性乳酸菌」と「米粉パン」です。私たちが研究しているお米由来の植物性乳酸菌が、ヨーロッパの大手食品原料メーカーから注目され、食品、サプリメントやペットフードなどの用途でライセンス契約を行いました
引用元:亀田製菓
優秀なジュネジャ・レカ・ラジュ氏が、亀田製菓からヘッドハンティングされる理由がわかりました。
それではジュネジャ・レカ・ラジュ氏の学歴も気になりますよね。
まとめてみましたので見ていきましょう。
ジュネジャ・レカ・ラジュの学歴
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏はインドの大学卒後から日本の大学院に進んでします。
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏は、結婚し家庭も持ち、30歳を超えた頃に留学して学位を取ることを決意したそうです。
インドの大学
- 1974年インド・パンジャブ大学理学部生物学科卒業
- インド・ハリヤナ農業大学大学院理学研究科微生物学専攻に進学し,修士課程を修了
パンジャブ大学は、インド最古の大学の一つ。
パンジャブ大学理学部生物学科卒業後にハリヤナ農業大学大学院理学研究科微生物学専攻に進学しています。
その後、発酵会社に就職し、会社勤務と並行して学位を取るために大学にも通っていたそうです。
学位を取って研究をするのなら海外へ行こうと決め,海外のフェローシップ制度を利用するために試験を受けたところ,日本,スイスなどで運よく合格しました.
引用元:https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/50/3/50_219/_pdf
インドに帰ってきていた先輩から「醗酵や微生物なら今は日本が先端ですよ.本当に醗酵や微生物を勉強したかったら日本へ行きなさい」とアド
バイスいただきました
日本の大学に来た理由が分かりました!
幼少期のエピソード
幼少から成績優秀。小学校1年生でクラスでトップの成績を獲った際、頑張りを会社経営者だった父はとても喜び、お小遣いをくれた。努力を誉めてもらえたことが嬉しく、その後の原動力にもなった。「頑張った人には還元する」考えは、今に通じる哲学だ。
引用元:大阪大学
幼い頃から優秀だったんですね。
大阪大学
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏は、1984年9月大阪大学工学部発酵工学部の研修生として来日
- 微生物学や発酵工学を専門とし酵素反応や酵素工学に関する研究を行う
研究室でのエピソード
「研究室は、もう家族のようでした」
大阪大学工学部の研究者たちは家族ぐるみの付き合いをしてくれ、世界各国から集まった留学生は熱心に研究に打ち込んだ。夕方になれば、鍋を作ってみんなで楽しむ。言葉が分からなくても、誰もが親切で、困難を乗り越えることができた。引用元:大阪大学
言葉が分からなくても、誰もが親切で、困難を乗り越えることができた。
名古屋大学大学院
大阪大学から名古屋大学大学院生命農学研究科に進学。
- 1989年同大学の博士課程修了
- 酵素工学の研究で学位を取る(農学博士号を取得)
- 微生物学や発酵技術から研究を行い、食品機能性、栄養向上に役立つ成分の抽出や応用技術を研究
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏は、名古屋大学大学院で酵素工学の研究で学位を取り、食品素材の新たな商品開発の基礎になった。
その後「食品や化粧品の素材を開発・販売する会社」、太陽化学に入社しています。
凄いですね。
【亀田製菓】ジュネジャ・レカ・ラジュのwiki経歴!名古屋大学大学院の高学歴だった
読んでいただいてありがとうございました。
ジュネジャ・レカ・ラジュ氏の活躍をこれからも応援しています。
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